役所づとめのきじばと

ウイングあつかましい言論ゼロカスタム

なんたらかんたらモーニンググローリーいぇい

モーニンググローリーは存在していない。タワレコには存在していない。故におれの手元にも存在していない。輸入盤以外買ってはいけない教の者の目には、解説と訳詞、カタカナで書かれたタイトル、バンド名など目には入ってはいけないことになっている。4日前には、あった。たぶん、あった。紙ジャケのremasterdされたやつがあった。それを私は手に取った。手に取って戻した。棚に。

「remasterされてるのか」財布に金もなかった。税抜き1934円くらい。「税込みでいくらだ?」イラつくことなどなかった。計算は、はなから放棄している。2100いくらかだったろう。税込みかもしれなかった。

日本盤は数種類あった。いずれもプラジャケだった。丁寧に4曲め11曲めにはタイトルがありませんと帯に書かれているものもあった。FUJIROCKに出演決定した年にリリースされたらしいものもあった。シールが貼ってあった。それらは同じものだった様にも思う。一枚は初めてリリースされた年の、素の日本盤だった気がする。いずれも棚に戻した。

おととい、私は、モーニンググローリーの買い時だと思った。ほとんどの曲は別にyoutubeで聞いて満足できるたちだし、だいいち、金など払いたくなかった。だが、その日、金を払おうと思った。金を払って聞こうと思った。手元にあればいいなと思った。SSDに取り込んで、4GBのIPODnanoに流し込もうと、思った。4GBのIPODnanoに流し込んで、眠れぬ朝にランダム再生しようと思った。liveatCBGBや鰐淵晴子やAll Apologies抜きのIn Uteroと共に、Judee sillと共に淫力魔人と共に、駿河屋で買ったサティと共に聞いたら寝れそうな気がした。

私は今日、Diffarent Maybeを買った。お釣りは1円だった。レシートは袋にお入れして頂いた。10-FEETのライブのチラシも入っていた。帰りのバスで透けていた。

私はSUBPOPのチラシを、ビニールテープの先を折って開けやすくしてくれてるのを剥がし、封入した。店を出たところで。

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